人は不幸の数は1から10まで数えたがるけれど、幸せの数はひとつも数えようとしない。
身近にいっぱいあるのに。――灯台下暗し美輪明宏さんの占いbotより引用しました
十数年前だったかな?
人生が変わる1分間の深イイ話で紹介された美輪さんの名言です。
初めて聞いた時は成程確かにな~と思って実践しようとしたんですが、段々感動が薄れていつの間にか忘れていました。そしてさっき突然思い出しましたw
不幸を数え慣れると、幸せに不感症になりますよね。なぜでしょう?
そもそも幸・不幸だと定義しているのは誰なんでしょう?
幸・不幸に関わらず、強い感情って大変な刺激なんだなって感じます。
起こった現象に「私の」がつくだけでエゴが暴走して制御不能に陥ったり。
幸せってエゴ目線では退屈なんですよね。出番ないですし。
だから生きてることを実感したいかのように刺激を求めているような気がします。
でもエゴは悪者ではないんです。問題はエゴの反応を「自分だ」と勘違いしていること。
同じ現象が見ず知らずの他人に起こったとして、「へー大変だね」以上の反応はしないですよね?
それが「私の」がつくだけで現実味が帯び、これからの展開を考えて一喜一憂する。
大変な刺激です。
…ここまで来て不思議に思いませんか。
「エゴ」って何なのでしょう。探してみて下さい、絶対に見つからないですから。
その「見つからないもの」が存在するかのように感じるのはなぜでしょう。
答えは常にあなたの中にありますよ。